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山崎まさよし in Augusta Camp 2005 その2 [山崎まさよし]


 真っ赤なギブソンES-330、つまりエレキギターのままでその曲は始まった。「One more time, One more chance」。私が山崎まさよしを知るきっかけとなった曲である。オリジナルアコースティックギターによるヴァージョン映画「月とキャベツ」や、「ONE KNIGHT STAND TOUR」ではピアノによる弾き語りでも披露されている。それが、今夜はエレキギターによる(ビッグ・ロック)ヴァージョンでプレイされているのだ。
 今年5月に広島で行われた「O.K.S.T」で、ピアノによるヴァージョンを聴いたが、実はその時、山崎のヴォーカルのパワーに、ピアノがついていっていないような印象を受けていた。溢れるような山崎の感情を、ピアノという楽器ではフォローできていないというか、恐ろしいくらいのテンションの高さは、もはやメルトダウン寸前…という感じの緊張感で、聴いているこっちも辛くなってしまっていたのだ。今回のエレキ・ヴァージョンは、それに対する回答のような気がする。分厚いディストーション・サウンドと、パワフルなリズム隊の演奏によって、山崎の歌は、いい意味でのリラックス感を取り戻していたように思う。少なくとも、私はこのヴァージョンを、すんなり受け入れることが出来たし、横浜の夜にはピッタリの演奏だったと思う。それにしても…横浜でこの曲を聴くと、やはり特別な気持ちになる。
 続いて、幻想的なベース・ソロに導かれて始まったのは、ピアノによる「コイン」である。これにも驚いた。野外というこの場所に相応しい、スケールの大きなアレンジになっていたと思う。さらに、ブルースマン山崎の真骨頂とも言うべき「心拍数」によって、会場は山崎まさよしのディープな世界に引き込まれてゆく…。
 そのあとCyan Timeでは、「ソノラマ」、「アドレナリン」、「ヤサ男の夢~昼休み」と、アッパーなナンバーが立て続けに演奏され、2度目の「ガムシャラバタフライ」でカッコよく幕を閉じたのである。
 私のいたFブロックでは、しばらくアンコールの拍手が続いていたが、そのうち、広島ではお馴染みになっている「ヤ・マ・ザ・キ・マ・サ・ヨ・シ」という、サッカー応援風コールが、何人かの掛け声で始まった。が、あまり馴染みがないのか、すぐには大きなコールにならない。私も両手をあげ、リズムにあわせて拍手をくりかえし、山崎の再登場を待つ。

 アンコールの「ヤ・マ・ザ・キ・マ・サ・ヨ・シ」コール(Fブロック限定!)で、しばらく腕を上げて拍手をしていたが、四十肩には少々辛い。ライヴ後半に小降りになっていた雨が、再び強く降り始め、私は雨ガッパのフードをかぶりなおした。
 そんな中で始まったアンコールは、「パンを焼く」でスタート! この曲でのお約束「早口言葉」のコーナーは、もともと石田長生(ギタリスト)がやっていたものだそうだが、やっぱりこれがなくっちゃあ山崎まさよしのライヴという感じがしない。この曲と早口言葉がないと、なんとなく欲求不満&消化不良を起こしてしまいそうだ。
 続いて、「愛してまーす!」なんて言葉が飛び出したハッピーな「セロリ」。会場が一体となって、突き出した腕を左右に振る。この曲が終わると、10周年のお祝いに駆けつけたという、スガシカオ、スキマスイッチ、COIL、アナム&マキ、長澤知之を紹介。全員参加でのラストナンバーは「根無し草ラプソディー」だ。うちの奥さん曰く「山崎の曲で一番好きな曲」。コンサートのラストで、「未来はきっと選べるけど、明日はまだ選べないから」というこの曲を聴いて、ちょっぴり切なくなるんだけれども、明日からも頑張っていこうという「元気」を、何度も何度ももらった気がする。
 曲の途中、テンポアップする前に、「8月のクリスマス」のサントラから「告白のボレロ」のメロディーが流れ出し、ビックリした様子の山崎のもとに、再び水着ギャルが、今度は花束を持って登場。花束を受け取ったゲスト一人一人が山崎にお祝いのメッセージ。思わず「10周年お疲れ様でした」と言ってしまった長澤くんには、すかさず「終わりかい!」と、鋭い突っ込み! 「いつもはスガ派ですが、今日はヤマ派です」と笑わせたスキマの常田くんには、笑顔で「派閥を作るな!」 キタロー&ゲンタさんには、顔面に花束を叩きつけられる手荒な祝福。そして、オフィス・オーガスタのジャイアン社長からの祝福&抱擁のあとには、なんとなく目頭を熱くしている感じの山崎の姿が、モニターに映し出されていた。
 シカオちゃんのカウントで、曲が再スタートすると、山崎、最初は何の曲かわからずあたりをキョロキョロ…。でも、すぐに「根無し草」だと気づいて、全員のメンバー紹介!
 最後の最後はシカオちゃんのかけ声で「10周年おめでとー!」と、会場全員で祝福! 秋の雨空に何度も打ちあがる花火と、「一生忘れませーん!」の山崎の言葉で、10周年記念のAugusta Campは締めくくられた。

 まさやん、一生忘れないのはこっちの方だよ! 


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Piermont

やぱり本番が大雨ですか、大変だったね。また明日もつづきを見に来るよ~。
by Piermont (2005-09-28 00:05) 

jiri

Piermontさん、コメント有難うございます。すごい雨でしたが、思い出に残るライヴになりました。
by jiri (2005-10-03 06:15) 

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