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山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 広島厚生年金会館 8.23 [山崎まさよし]


 この夏、いちばんの楽しみだった山崎まさよし広島公演。今回はちょっと奮発して、夫婦で2daysとも参加。初日の23日は、なんと開演の2時間半前には会場に到着。まずは荷物搬入口に直行し、「HAND MY ADDRESS 2006」のツアートラックを激写! しかも通りすがりのご婦人を呼び止めて、ツーショットの撮影までお願いするという舞い上がりぶり!(笑)
 午後4時半になると、初めて「ツアーグッズ先行販売」なるものにも参加。パンフレットの大きさ(小さい!)にちょっとビックリしながら、携帯ストラップなどのグッズをいくつか購入。その時、ホールの入口にいた人の数(たった8人くらい)にもちょっとビックリ。その後、厚生年金会館の道路を隔てた斜め前にある「バッケンモーツアルト」で少し早い夕食。そこで食事をしていたり、お茶していたりする人たちと、その後会場内で再び顔をあわすことになろうとは、その時はまだ知る由も無かった(笑)。

 午後6時開場。人波がホール内に入るのを見届けて、ゆっくり会場入り。今日は16列目。だいたい真ん中あたりかな。
 ステージに目をやると、そこは大きなブラインドのある部屋のようなセット。部屋の真ん中にゲンタさんのドラムセットやコンガ、その前にはまさやんのGibson Southern JumboとGibson ES-330、そして見慣れない12弦ギターが立ててある。ステージ左側には豪華な彫り物のあるオルガンみたいなピアノ(いつもの「YAMA崎」じゃない!)。右側にはなんとソファーが置かれ、Gibson L-0が無造作に置かれている。
 6時35分、場内が暗転。いよいよライヴのスタートだ。
 「パチッ」という、部屋の電気をつける音でステージ上が明るくなると、ステージ上手から笑顔のキタローさんが登場。ベースを肩にかけ、ブルースパターンのフレーズを弾き始める。湧き上がる歓声! 続いて下手からゲンタさんがこれまた満面の笑みで登場。たっぷり愛嬌を振りまいたあと、ドラムセットの前に座り、切れのいいリズムを刻み始める。
 そして、いよいよ山崎まさよしの登場! ステージ下手からゆっくり歩きながら登場すると大歓声が沸き起こる! ブルースハープを手に、マイクスタンドからマイクを抜き取るとスタンディングスタイルでブルージーな渋いソロを響かせる。意表をつくブルースセッションのオープニング。それにしてもまさやんのブルースハープは上手すぎる。
 ハープのソロを決めたあと、キタローさんとゲンタさんがリズムをキープしたままで、まさやんはいよいよGibson Southern Jumboを肩に! いつものアタックの強いフィガリングで弾き始めたのは最新アルバム「ADDRESS」でもオープニングを飾っていた「Navel」だ。
1.Navel
  ♪It's gonna be all light のリフレインが、ブルースセッションから間髪いれずに始められたので、席を立つタイミングを失った私たちは座ったままで手拍子。今日のまさやんはとっても声にハリがあるように感じられる。
 まさやんへの気持ちのこもった長い拍手の後、始まった2曲目は「陽気なゴースト」。
2.陽気なゴースト
 
間奏ではキタローさんが“くち”ホーンでソロをとる。さらにスタッフが献上品のように本物のトロンボーンをキタローさんに手渡し、「おおっ!キタローさんなんでも演奏できるんだ!」なんて思っていたら、パ…パォ・・・パオ~ンで終了。爆笑の中、丁寧にスタッフに返し、すかさずまさやん「終わりかい!」と一言。
 「陽気なゴースト」が終わると、「どうも、こんばんは、山崎まさよしです。」と最初のMC「広島には昨日来たんですが、暑いですね~」と、ドラムセットからコンガに移ったゲンタさんとともに「広島、暑いね~」を連発。
 「昨日はしゃぶしゃぶ食べました」「今は髪の毛もまだ押さえられているんですが、そのうち“丸まーる”になってしまうのでは…」なんて笑いを誘う。「丸まーる」は結構気に入ったらしく、ゲンタさんと「丸まーる」を連発。しまいには「…マルマール。…片言の外人さんみたい…」「今日はこれ(片言のしゃべり方)で行くのか?」とゲンタさん。
 そんなやり取りに続いて演奏されたのは「long yesterday」。
3.long yesterday
 まさやんの歌声はもちろんだが、キタローさんゲンタさんのコーラスがバッチリ決まっていて素晴らしい。
 続いて、12弦ギターに持ち替えての「メヌエット」。まきげ3人だけでの演奏は初めて聞くが、12弦ギターの音色の美しいこのアレンジもいい。
4.メヌエット
 再びSouthern Jumboに持ち替え、ドラムのリズムに乗って始まったのは「十六夜」。狂おしいほどに響き渡るハープのメロディーが圧巻!
5.十六夜
  「十六夜」が終わると赤のGibson ES-330が登場!腰に絡みつくようなファンキーなビートの曲がスタートするが、イントロを聞いただけでは何の曲かわからない。まさやんが歌い始めてやっと「Super Suspicion」だとわかる。
6.Super Suspicion
 曲が終わると、ここでキタローさんとゲンタさんはステージの袖へ。一人残ったまさやんは、「せーあー(汗)が…」と、Tシャツの中に手を入れ身体の汗を拭いたあとステージ右に置かれた新しいピアノ(ゲンタさんは2日目に「山田ピアノ」と言っていた)に移動。「歳をとると、息が上がってしまって…」なんて言うと、すかさず「がんばって!」の声。「おゥ…。励まされてどうすんねん!」と自分へ突っ込んで、はじめたのはなんとピアノヴァージョンの「8月のクリスマス」
7.8月のクリスマス
 アルバムと同じく、今回のツアーではギター弾き語りヴァージョンだろうと思っていたが、ピアノヴァージョンである。だが、これが絶品だった。静まり返ったホールに響き渡る切ないメロディーとまさやんの歌声。自然と映画のシーンが頭の中に浮かんでくる。演奏が終わると大きな拍手がしばらく続いた。
 ソファーに移動したまさやん。「なんだか一人は寂しいな」なんていっていると、ピンポ~ンと部屋のチャイムが鳴り、キタローさんとゲンタさんが大きな花束、もみじ饅頭の箱、ペットボトル&紙コップを持って遊びに来る。ソファーのあるカーペットの上で、「いつ引っ越したんだ広島に?」「あー昨日…」「天井すごい高い」などと、いつもの調子で掛け合い。「いい部屋だな」「CMやってるから」というやり取りでは、グラスを持った右手を突き出すCMでおなじみのポーズを披露。そのうちまさやん、もみじ饅頭の商品説明を読み始め、「もみじ饅頭ってB&Bの島田洋…誰だっけ?」ゲンタさんの「知らない」の答えに「(世代的には)ど真ん中でしょ」と返しながら、みずからB&Bのギャグ「もみじまんじゅう~」をアクションつきで実演、大爆笑!
 ゲンタさんが「新しいアルバム聞いたよ。すごく気に入っちゃった。今までの中で一番いいと思う」というと、キタローさんがまさやんの弾いているGibson L-0にマイクを近づけ、「こんな感じでレコーディングした」と説明。まさやん「でも、夜中にピアノや歌はやめてくださいって言われた」と苦笑い。
 「じゃ、なんかやろうか。ここ楽器もたくさんあるし」とか何とか言いながら、「大人にならんにゃぁいかんという曲」と紹介して「未完成」を始める。
8.未完成
 「未完成」が始まってすぐ、手拍子が起こりかけるが、まさやん人差し指を口に当てて、「静かに」のサイン。キタローさんもギター。ゲンタさんはボンゴで演奏に加わる。
 曲が終わると、「ブラインドオープン!」とキタローさん。窓のブラインドが開くと、そこにはCMで見たことのあるレインボーブリッジ(?)が。そして始まったのは当然「ADDRESS」。
9.ADDRESS
 曲が始まると、部屋の壁には風に揺れる木が映し出される。それにしても、まさやんいちばんのお気に入りというGibson L-0は、さすがにいい音をしている。
 続いて、ゲンタさんの「海行きたいな!」をきっかけにGibson ES-330での「ビー玉望遠鏡」がスタート。ゲンタさんは浮き輪を首にかけ、ジャマイカ風ペイントの施された大きな箱のような楽器(オーシャンドラムの一種?)を傾けながら波の音を出している。
10.ビー玉望遠鏡
 曲の途中に「低気圧ボーイ」を少しだけ挿入した「ビー玉望遠鏡」が終わり、Gibson ES-330を抱えたまま、静かに始められたのは、なんとエレキヴァージョンの「全部、君だった」 。
11.全部、君だった
 静かに曲が終わると「イイね…。でも、何だか寂しくなっちゃったな」とゲンタさん。「じゃあ。誰か呼ぼうか!」「いいね!」とか言いながら、なんと客席にキタローさんとゲンタさんが乱入。あれよあれよという間に、ベテランカップルと若い男性、女性の3人組が手を引かれてステージの上へ!まさやんは6人に座布団を投げ渡している。
 そして、カーペットの上に座らされた6人の前で「中華料理」が始まる。なんと、まさやんが目の前で歌ってくれるのだ!
12.中華料理
 ステージの上の6人には銀色のボンボンや侍のズラが渡され、キタローさんはそんな6人を一人ずつポラロイドカメラで激写! さらに観客席の人たちも何度か激写! ゲンタさんはスタッフに浮き輪を投げてもらい頭でキャッチ! 成功すると大歓声だ! そんな感じであっという間に演奏終了。
 6人はゲンタさんキタローさんと共に山崎部屋から帰っていくが、しっかりとまさやんと握手をしてもらっていた。なぜか、ゲンタさんもまさやんとしっかり握手…で笑いを誘う。
 静けさの戻ったステージ上で、再びGibson Southern Jumboに持ち替えたまさやん。一人で静かにはじめたのは「道化者のチャーリー」。曲が始まると ブラインドの横の棚に置いてあったピエロの人形(?)に明かりがともる。
13.道化者のチャーリー
 途中で、キタローさんとゲンタさんもステージに戻り演奏に復帰。
 静かに曲が終わり、しばらく余韻に浸っていると、突然、ゲン子ちゃんの色っぽいダミ声が…。
 「そこにいたのね、チャーリー」「えっ?チャーリー?誰?」「ゲン子よ、ゲン子!」ちょっと動揺した様子でゲン子ちゃんと見つめ合うまさやん。でも、客席の方を振り返ると、しっかり、チャーリー風の真っ赤な道化の鼻をつけている! しかも、鼻をつまんでいるのか声まで変わっている!
 「やっと会えたわね、チャーリー」「う、うん」「何も食べずに探してたから、お腹がぺこぺこ…」「ん…じゃあ、何か食べようか? 広島だから、お好み焼き?」「お好み焼きもいいけど…」「じゃあ、牡蠣?」「牡蠣…、焼き牡蠣もいいけど、焼くといったらあれよね」「ん…」「あれよ」「焼く? …じゃ、パンを焼く~っ!」
14.パンを焼く
 いつもよりゆったりとしたテンポで始まった「パンを焼く」だったが、この曲でやっと広島も総立ち状態に! そして、早口言葉の前にGibson ES-330に持ち替えて一気にテンポアップ! そのままのノリでこれまたニューアレンジの「Fat Mama」へ!
15.Fat Mama
 さらにゲンタさん、キタローさんのパーカッション大活躍の「長男」。 
16.長男
 まるでジャングルの中で演奏されているような不思議な「長男」。途中には「ウ――― ワッ!」なんて掛け声も…。
 そして、大歓声の中、いきなりヴォーカルからスタートした「アンジェラ」。
17.アンジェラ
  これはCDで聴くよりもはるかにラフでスケールアップしたハードロックヴァージョンだった。何だか刑事ドラマの主題歌みたいな感じに思えたのは、壁に映された赤やオレンジの色彩が「太陽にほえろ」を思い起こさせたから?
 そして大歓声の中、キタローさんとゲンタさんがリズムをキープしたまま、笑顔のまさやんが次にはじめたのは聞き覚えのあるあのイントロ。「晴男」だ。
18.晴男
 サビの「僕らはいつだって~」のところでは、少しずつ「セロリ」のときと同じような、両手を左右に振る動きが始まる。最初のおとなしさが嘘のような大盛り上がり! ♪ラーララーララーララララ、ラッララララ…と大合唱だ!
 そして、その歌声の中、Southern Jumboを静かにギタースタンドに置くまさやん、笑顔で手を振りながらステージ袖に見えなくなる。続いてキタローさん、ゲンタさんの順で、ステージを去っていく…。

 ♪ラーララーララーララララ、ラッララララの歌声はやまない。3分、いや5分くらい続いただろうか。ステージ下手から着替えを終えたまさやん登場! 再びSouthern Jumboを手にして、「セロリ」のコード進行…。だけど「晴男」の歌声が止みそうになると、自ら「ラーララーララーララララ、ラッララララ」で、再びあおる。そして、キタローさん、ゲンタさんが揃ったところで、いよいよ「セロリ」スタート!
19.セロリ
 もちろん、いつものように両手を左右に振って大盛り上がり! まさやんも満面の笑顔。
 そして「セロリ」が終わると、雰囲気一転。 まさやんだけにスポットがあたり、スライドバーを使った渋いブルージーなギターソロ。なにが始まるんだろう?と思っていると、ブルースソロは、やがて聞きなれたイントロにつなげられた。
20.月明かりに照らされて
 ゆったりしたテンポの「月明かりに照らされて」である。今回のライヴはこういう腰にまとわりつくようなミドルテンポのアレンジが多い。
 「ドラム、江川ゲンタ! ベース、中村キタロー!」というメンバー紹介のあと一人ステージに残ったまさやん。
 「広島はお隣だし、はじめて大きなステージに立ったところなんですよ。メルパルクホールなんですけど…」なんていいながら、再びES-330を肩に。 静かにはじめられたのは「バス停」。
21.バス停
  心に染み入るような演奏。最後の音が消えると、「ありがとう。 山崎まさよしでした」と笑顔で手を振るまさやん。ステージ袖にその姿がゆっくり消えていくと、「パチッ」という、明かりを消すスイッチの音で、ステージ上が真っ暗になる。そして、公演終了のアナウンス…。
 ちょっとあっけない幕切れに、ほどなく客席からは大きなアンコールを求める拍手が巻き起こる。歓声と拍手の中、公演終了を告げるアナウンスが何度か繰り返されるが、なかなかみんなやめようとしない。それはとても長く続いて、ひょっとしたら、このアツイ想いがまさやんに届くのではないかと思わせるほどだった。
24日のレポートに続く!)

広島厚生年金会館
2006年8月23日(水) 18:00開場 18:30開演
5250円 1階16列47番


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クック

はじめまして~
先にトラバさせていただいていたのですが、ブログ名が決まっていなかったのでなかなかご挨拶できずにいました。(仮名でトラバっております)
今回はまさよしつながりでお邪魔しました。

レポがとても詳しくていらして!
私は倉敷に参戦したのですが、こちらのおかげで記憶の断片をかき集めることができました。たのしいライブでしたね~

ご夫婦でファンでらっしゃるなんて、すてきですね。
また来年のツアー(決まってませんが、倉敷でまさやんが「来年」と言って笑っていました)がたのしみですね~。
by クック (2006-09-05 22:45) 

jiri

クックさん、はじめまして! トラバしてくださっていたので、「三日月ノート」も仮名の時から読ませていただいておりました。倉敷ではぼーずの2人に遭遇されたんですね!羨ましい!
ここ数年、中2になる娘も洗脳(?)しているのですが、彼女はなかなかまさやんファンになってくれません(笑)。「僕と不良と校庭で」とか、時々口ずさんでいるのですが…。
by jiri (2006-09-06 20:41) 

月ママ

はじめまして。ご夫婦でライブいいですねー。娘さん中2なんだ。うちも中2の息子がいて、こんど10月に名古屋のライブに一緒に行きます。1学期、学校でいろいろあって、登校できないことがあり私も考える事が一杯ありました。その時にまさやんの曲とめぐりあい、言葉で尽くせない程たくさんのモノをもらいました。私の子供への見方が変わったというか・・・人生なんでもあり。でいいんだと思えて。まさやん、ありがとー!
by 月ママ (2006-09-08 16:26) 

jiri

月ママさん、はじめまして!コメントどうもありがとうございます。
子どもと過ごしていると、ほんとにいろいろな事を教えられます。子どもに育てられる…そんな言葉を実感する事もしばしばです。
10月、息子さんと一緒に行かれるライヴ、楽しみですね。「泣いたり笑ったり」、「つまずいてみたり」する自分でも、きっと「心配ないさ」「そのままでいいさ」と実感できる素敵なライヴになると思いますよ。
by jiri (2006-09-08 21:25) 

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